G戦場ヘブンズ・ドアー(岸辺露伴的な意味で)

何か気付いたら魍魎の匣を半分位読み返してしまってたり。いやまあ読み飛ばしながらだったんで精々2時間くらいですけど。2時間有れば積んでる本が一冊は読めるよな〜。しかしまあ改めて読み返してると、後半部分はどう映像化するのかなと。話的にも少しでもはしょると伏線とか全然変わっちゃうし。尺が根本的に足りなそうな映画版はどうだったんすかね〜。そもそも深夜とは言えアニメ化して良いのかというシーンも多いですけど。バラバラとかバラバラとかバラバラとか。



さて、そんな訳で今日はのーQMA5。だからネタも特に無し。肉の次は聖闘士星矢でも書こうかと思ったんですけどどうですかね? どうですかねってまあ自己満足の為に書くんだから訊いても仕方無いですが。今日の予定としては、肉を纏めている時に思い付いた、最近漫画雑誌が売れなくなってきているという事の原因に対する私見でも書き連ねてみようかと思ったのですが、例によって面倒になったのでやる気が有ればまた後日。
まあ要約だけすると、昔は長期的な話の整合性より毎話毎話の盛り上がりと引きを重視していたのが、最近は通して見た時の一貫性やら伏線やらの方が話作りに於いて重視されてるんじゃないかなという話。あ、要約したら終わってしまった。だって雑誌は落ちてても単行本は特に落ちてないんだからねえ。ジャンプで毎週読んでいると話の展開が遅く感じる漫画でも、纏めて読めば特にそう感じず面白かったりするので。まあ、最近の漫画の長期化傾向を考えると、昔の漫画は1話1話の密度が濃かったのかも知れませんが。別にどっちが良いとかいう話ではなく、話作りの傾向的にぶつ切りの雑誌は売れにくくなったんじゃないかというだけ。ほら、最近の若者はプロセスをすっ飛ばしていきなり結果だけ知りたがったりするから、連載で少しずつ読むのがまだるっこしいのかも。ハンターハンターが載ると売れると言っても、それで買ってるのは大人の様な気もするし。という訳なんで、良く言われる「最近の漫画は面白くなくなった」とかは関係無いと思います、特に面白くなくなったとかいう事実も無いと思いますし。あくまで主観の問題でしょう。ドラゴンボールとワンピースでは相当に話の作り方に差が有りますが、どっちが面白いとか単純に言えるものではないでしょう。後趣味や興味の多様化。まあそもそも子供の娯楽が漫画やファミコンしか無かった時代とは根本的にお金の使い方が違うという事で。ジャンプの黄金期っていうのはねえ、皆んなが読んでるから自分もというのが極端に多かった結果でも有ると思います。当時の子供は今の比にならない位にジャンプを読んでないと話について行けなかったんだよ。一人勝ちの法則ですよね。今はそれが携帯になっちゃったのかなあという感じ。
まあ漫画に限らずゲームでも何でもそうですけど、回顧厨乙という事で。と言うか、単行本中心になっちゃうとそもそも漫画は知ってるけど何処で連載しているか知らないとかも結構有ると思います。あれか、ボクが野球やサッカー選手の名前は知っていても、何処のチームに所属しているか知らないみたいなものか。雑誌の利点というのは早く話の続きが読める事と色々な漫画が載っている事なのですが、単行本で限られた漫画しか読んでいないとその利点も半減ですし、今はネットとかで速報性もカバーできちゃうしなあ。いや昔に比べればコンビニで立ち読みがし易いというのも一因か。雑誌好きとしては色々と難しい問題です。


うむ、要約だけ書くとか言って結局フルに書いてしまった気がします。予定通り(←)。そして何が言いたいか良く分からなくなるのも予定通り。まあ本好きとしては漫画に限らず書籍の形式が衰退していくのは寂しい事です、という事で。京極夏彦とかあの厚さと重さが良いんじゃないか、なあ。とか無理矢理話が戻ってきたかの様に。





という訳で明日は定例会に行って漫検をまたぶん回しますよと。